Datacom / GaAs VCSEL chip
VCSELビクセル(垂直共振器面発光レーザー)について
電気信号を光信号に変換する素子であるVCSELビクセルは、化合物半導体を用いてウエハー表面にレーザー光を放出させるマイクロ半導体レーザーです。
VCSELビクセルは、端面発光レーザーとは異なり、基板表面から垂直に円形のレーザー光を放射する為、光検出器や光ファイバーと簡単に接続できます。
二次元配列を容易に実行できるので、パラレル信号を管理し処理することが出来ます。素子の小型化に伴い、大規模集積化が可能となります。VCSELビクセルは消費電力を低減し、耐熱性を兼ね備えております。その製造行程はシンプルです。
VCSELビクセルはレーザープリンタ、レーザーマウスデバイス、DVI、HDMI、高速PCB、ホームネットワークなどのデジタルメデイアに適用されています。自動車については、マルチメディアネットワークや安全センサーに適用されています。ITに関しては、ギガビットイーサネット、SAN、SONET、VSRに適用されています。センサーに関しては、エンコーダーやガスセンサーに適用されています。医療や生物学の分野では、血糖計やスキンケア用のレーザーに使われています。引き続き新たなアプリケーションを開発する為の研究がなされています。
SM98-2N001
980nm Multi-mode VCSEL chip |
SM85-3N001
850nm 2.5G Multi-mode VCSEL chip |
SM85-1D001
850nm 6G Multi-mode VCSEL chipOpen PDF file |
SM85-3H001U 850nm 10G Multi-mode VCSEL chip (-20~70C) |
SM85-3H001W
850nm 10G Multi-mode VCSEL chip (-40~85C) |
SM85-1AH001
850nm 14G Multi-mode VCSEL chip |